2018.07.18

レポート

始まる【Co-STUDY KOBE 新聞】文・島田美渚

始まる【Co-STUDY KOBE 新聞】文・島田美渚

 言葉にならないこの「もやもや」を形にする。はっきりとはしていないけど、静かにうごめくこの衝動が、僕らをここに引き寄せた。「なにかやりたい」それが、「なにか」はわらないけど。それが「なぜか」はわからないけど。コスタ―いつのまにかみんなCo-Studyをそう呼ぶようになった―に集まるメンバーは、いわゆる意識の高い学生ではない。所属先も、経歴も、興味の対象も、それぞれ異なる。そんな僕らがゆる~く本能の赴くままに「こんなんあるで。誰か一緒にやろ~」「なんやおもしろそうやな。やってみよか~」と、気づけば計画始動。全力で取り組む。そうして気づけば「あら、なんかできちゃった」「くぅ、ダメかぁ!」と一喜一憂しながら前に進んでいた。提案したことを検討し、実践する。このプロセスの舞台裏には、ブレインストーミングという免罪符を掲げて、なんでも(ほんまにナンデモ!)言わせてくれる大人たちがいる。この人なら、どんな突飛な話でも聞いてくれる。思ったことを言ってみようかな、という気持ちになる空気を吸いまくって勇気が出る。それがスタート地点。「それ、できるで。」バカにするそぶりもなく、真顔で返ってくるから、こっちの方がびっくりしてしまうくらいだ。単なる思いつきレベルのアイデアも、一緒に考えてくれる。それを実現する場がある。失敗してもいい。というより僕らが失敗したところで社会に大した影響はない。それどころか僕ら自身にとって大きな経験となり、正面からフィードバックをもらえるチャンスを手に入れることができる。だから、前だけ向いて、全力を出せる。青い猫型ロボットがいなくたって、「あれ、ええな」「これきたらええな」あの夢この夢ぜんぶやってみよう。

手探りの旅が、ここから始まる。

佐比内優太

現在神戸大学4年の佐比内優太です!

普段僕がどんな活動をしているのかなどを紹介している、「MY NAME IS …」というサイトを開設しました!!!是非チェックしてみてください^^

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