2020.01.25

お知らせ

【※学生無料】「信じる」、からの自由。/ 自由人博覧会  vol.004 小池陽人

【※学生無料】「信じる」、からの自由。/ 自由人博覧会  vol.004 小池陽人

▶︎ 自由に生きる変人に、リアルに触れるトークイベント。

▶︎ ゲストは、「H-1グランプリ」や「法話ユーチューバー」で仏教界に激震を起こす、須磨寺副住職・小池陽人さん

▶︎「信じるというのは同時に『私』を手放すこと」と、小池さん。わかるようでなかなかできない「信じる」の心を、宗教界のニューヒーローにたっぷり聞いてみましょう!

ゲスト

■ゲスト【小池陽人さん(大本山須磨寺副住職)】

「まちづくりを学ぶバンド青年が僧侶に。仏教界のトリックスター、満を持して登場!」  

若干32歳。小顔で、涼やかな顔立ち。 一族は有名なお寺の管長(宗派で最高の役職)や住職が名を連ね、本人も9歳で得度。 ただ、東京のありふれた多摩ニュータウンで育ち、大学ではバンドをしながら地域課題解決を学び、ふつうに就活をして内定も得ていた。
人生を変えたのは、母親が贈った『がんばれ仏教!』という1冊の本。そこには、地域のお寺を開放して、生涯学習勉強会や障害者支援活動をするお坊さんの姿があった。「こんな可能性がある仕事なのか」と、遅ればせながら仏教の道を選ぶ。実は、大卒でそれから仏教を学ぶというのは、だいぶ遅い。 四国でお遍路さん(托鉢巡礼)、真言宗でもっとも厳しい修行をする清荒神清澄寺で2年間の修行。

「なるはずのなかった」お坊さんになる、その意味を考えながら、地域コミュニティとしての須磨寺づくりをスタート。 バンドの経験を活かした音楽法要祭「須磨夜音」。Youtubeを活用した「法話ユーチューバー」。宗派を超えて僧侶達が集う「H-1法話グランプリ……次々と”新たなお寺”像を提示し、大きな話題に。

その根底には、地域コミュニティと離れてまもなく認知症になった祖母への思いがある。誰もひとりにしない、そんなコミュニティを、お寺からつくろうとされているお坊様です。

 
 
■ホスト【湯川カナ(リベルタ学舎/コラムニスト)】が、小池陽人さんに登壇をお願いした理由。

そう、「信じる」って、どういうことなの?
「信じる」って、おそらくこれからの時代のとても大切なキーワードで、社会資本(ソーシャル・キャピタル)も、ブロックチェーンも、もちろん地域コミュニティも、「信頼」や「信用」がベースとなります。「信じる」を誰か教えてくれないかなと思ったときに頭に浮かんだのが、僧侶・小池陽人さんでした。
‟遅れてきた僧侶”として、誰よりも真摯に、仏教に向かい合われている。
「信じていること」を前提とした、予定調和な宗教なんて要らない。彼の言葉からは、そういう覚悟が感じられます。
宗教者であり、ウソのつけない地域コミュニティづくりに全力で取り組む小池陽人さんの「信じる」、ぜひもっと、深く、聞かせてくださーい!

 

 

 

■小池陽人さんから、イベントによせてのメッセージ(※もはや法話です)

私たちは、生きていく時に、どうしても他人の目が気になります。
他人の前で恥をかけば、それはさらに高まります。
人は人、自分は自分と割り切ろうとしても、他人が自分をどうみているか、変に思われてはいないか、軽蔑されているのではないか、と心配になります。

ひとつひとつの行動も気になり、あの時あの人にああいうことを言ったけれど、あれで良かったのか。
あの人は、あんなことを言ったけれど、本当はどんな意味だったのだろうか、と過去の出来事や会話を振り返っては点検します。
自分の未来の言動まで、前もって点検することもあります。
相手がこう言ったら、こちらはこんな風に言おうと、あらかじめ段取りを決めます。
これでは、現在の時間は、過去の言動のチェックと、未来の行動の段取りに費やされていきます。
これが、まさに「はからい」であり、今一瞬を生きることを邪魔する元凶です。

真面目な人ほど、自分の失敗や欠陥を許すことができないために、「はからい」に囚われてしまう危険性が高いように思います。
これは、他人から良く見られたい「私」に執着しているからに他なりません。

もちろん、決して、段取りをすることが良くないということではありません。
悩んでもどうすることもできないことを頭の中でこねくりまわすことをやめなさいと釈尊はおっしゃっておられるのだと思います。

信じるというのは同時に「私」を手放すことです。
「私」の願望を投影して、都合のよい期待を寄せることではありません。
ただ、仏(言葉では語り得ぬ真理)を信じるという簡単(シンプル)なことがみんなできない。
他力(仏)にすがるには自力を捨てる必要があるのに、真面目な人ほど「私」がもっと何かしないといけないと考えてしまう。

そんなことを、一緒に考えさせていただける時間になったらと思っております。

 

<自由人博覧会とは>

「100年時代を生き抜くためには、自らの名前で仕事をつくるのだ」と言われても、そんなひと、あまり見かけません。そこで、たまに遭遇する「これからの生き方」をすでにしている人に、来ていただくことにしました。 こういう生き方もあるのか! と、驚いたり笑ったり、勇気を得ていただけると、めちゃくちゃ嬉しいです。

<内容詳細>

・会場:コミューン99
(地図)http://www.100ban.jp/map/index/
(住所)神戸市中央区江戸町100高砂ビル601/三宮駅徒歩7分
・日時:2020年2月15日(土) 13:00~14:30
・参加費:2,200円(税込)
※学生無料。アンケート欄に「学生」と書いてください
・お問い合わせ:一般社団法人リベルタ学舎
info@lgaku.com
078-599-9381
・申し込み:Coubicより登録
https://coubic.com/lgaku/755021

コ・スタディ神戸 広報チーム

Team PR, Co-STUDY KOBE

学生の「やってみたい」実験場 コ・スタディ神戸の広報チームです。
どうやったらこの場が、もっと楽しくなるか、毎日考えています。

気になるイベントがあったり、あるいは「こういうことしたい!」というアイディア、いつでもメールやお電話でご連絡くださいね!

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