2018.05.17
レポート
変えてくれるものは存在しなくて。~第1回編集道場~
2018.04.18 編集道場 vol.001
初めの自己紹介で聞かれたのは、“嫌いなこと“。
私のそれは、こういう自分を出す場。
考えることが苦手、というかやること全て人一倍時間がかかり、話すこともすぐにまとめられないので得意ではない。
もっと言えば、喋るのが遅い私にとって人前で話すことは早く喋れ、と急かされているようで本当に思っていることが言えなかったりする。
まぁこんなことも終わった後じっくり考えたから書けることで、瞬時に喋れるはずもなかったわけで。
そんな自己紹介の後で聞いたのは、「相手から話を引き出すときは、自分をぶつける」という話。
聞きたいことをいきなり聞くのではなくて、自分の体験談を話すことで相手との話が膨らみ、核心のついた、さらには自分にしか書けない話ができる、といった内容。
これ、多分私に必要なこと。
もしできたら、自分の上手な出し方がわかって、テンポのよい会話が苦手でも、会話のスキルが上がるのではないか。
考えただけでわくわくした。
このメンバーでいるとなんでもできそうな気になるから不思議。
そして直近のイベントは、DIYワークショップで、新しく自分たちの拠点をつくること。
先程なんでもできそうと思っていたところだったが、この活動を記事にする人の募集がかかったとき、立候補するのをためらった。
それでも変わりたくて、不安を超えるわくわくした気持ちに後押しされるように、書くことに決めた。
私にとっては書けるか書けないかの話ではなく、その場で手を上げたことが、大きな一歩でした。
変わるきっかけは結構身近にあって、ここでも十分なほど機会はあって、でも結局変わるのは自分自身で、誰も変えてはくれない。
なにか変わるかもしれないじゃなくて、なにか変えてやろう。
強気でいこう。
なんていきなりはハードルが高いから、少しずつ。
私のペースで。
文:吉田彩花
吉田彩花
蜂蜜と玉子を愛する農学部生。
写真が撮りたい、中国に行きたい、好きなことを伝えたい。